ask.fm流行ってますね~
こんにちは、ask.fmのアカウントは持ってないdaiです。
ask.fm、隆盛の極みじゃないですか。
ほんの数カ月前は単なる質問サービスがまた出てきたな~ぐらいのイメージでしたが、最近になって猫も杓子もやりだすようになったって感じですね。俺はask.fmのアカウントは持ってないですけど。
というか、ほんの1,2年前までは「ザ・インタビューズ」がありましたからね。
インタビューズが廃れば、今度はask.fmですか。人というのはそう簡単には成長しません。
で、そもそもなんでask.fmが流行るのか?
簡単です。ネットを利用する人間は自己顕示欲と承認欲求を持ってるからです。
「自分のことを見て欲しい」「興味を持って欲しい」「チヤホヤされたい」「もっと多くの人に自分を知ってもらいたい」
こういう欲求です。
こういう欲求は人なら誰でも持ってます。
だからこそ、人の心理をうまくついたこういうサービスは人気が出るんじゃないかと、俺はask.fmのアカウントを持ってないけどそう思います。
承認欲求の行き着く先に
この、誰かから質問されてそれに答えるというシステムはシンプルですがよくできています。
「質問を投げかけられる」ということこそが、利用者にとっての愉悦です。
普段実生活を生きている中で、誰かにチヤホヤされたり人気者になったりということはそうそうありません。
大多数がごく普通の何気ない毎日を生きています。
そんな中で膨らむ「自分の存在を知ってほしい」という承認欲求を満たしてくれるのが、このask.fmなんです。俺はアカウント持ってないですけど。
「質問をされている」という大義名分があるからこそ、「しょうがないなぁ~」と堂々と自分語りができるんです。
聞かれたから仕方ない、答えてやるか~と。
つまりask.fm自体は「気になる誰かに質問を投げかけるためのサービス」ではなく、「自分語りして承認欲求を満たすためのサービス」なんじゃないかと。
だって本来、結局他人にたいして興味ってわかないでしょ。ましてや質問者は匿名だから、誰が聞いてるか分からない。(匿名じゃないようにさせることもできるようですが、多分それだとほとんど質問はこないでしょう)
こうなってくると、質問をする人と、質問を待つ人のバランスがだんだん崩れてくるんですよ。圧倒的に質問を待つ側の数が多くなる。
すると質問をする人がいなくなるわけだから、いくら待ってたって質問は来ない。
なんだよ、ask.fmに登録したらいろんな質問が来るって聞いてたのに全然来ねえじゃん糞サービスだな、となってしまう。ちなみに俺はask.fmには登録していません。
しかしですね、ザ・インタビューズの時もそうですが、こんな質問見たことありませんか。
「生まれ変わったら男になりたい?女になりたい?」
「一番好きな食べ物は?」
「将来の夢は?」
「休みの日は何してる?」
なんだこのあたり障りのない質問は・・・!!
パーソナリティに深く突っ込んでくるわけでもないこのドライな質問。
勘がいい人は気づいているでしょう。
そう、これらは運営側からの質問です。
承認欲求の解放だけを求めるユーザーが多いので、需要と供給の差が激しくなる。
すると質問を投げかける人が少なくなるので、運営がこのように機械的に質問を送り、帳尻を合わせているんです。
ちなみにこういったことはザ・インタビューズの頃からありました。
匿名性の問題
さらに言うなら、前述した通り基本的には質問する側は匿名です。
匿名だからこそ普段なかなか聞けないことを思い切って聞けてしまう、というメリットがありますが、逆に言えばものすっごいディスったり攻撃的な質問もできてしまいます。
特に最近は若いユーザーが多いです。
あのLINEでのたかが既読無視だけですらトラブルの元になったりするのに、匿名で質問を受けたりすると、面白半分や嫌がらせでネットいじめにつながる危険性だってあります。
というか既に事件になっています。
【関連】少年少女が利用する質問交流サイト「Ask.fm」で自殺事件 -バッシングで広告主撤退も(Yahooニュース)
これは海外の例ですが、今後日本でも同じようなことが増える可能性もある。注意が必要です。
まとめ
ということで、今日はask.fmについてのお話でした。
特にask.fmをやってる人を批判するつもりはないです。
承認欲求は誰にでもあるものですから。
だからこそこういうサービスは流行るのでしょう。
「ask.fmは質問する側ではなくされる側のためのサービス」だと、個人的には捉えています。
あ、ところでいい忘れていましたが、俺はask.fmのアカウントを持っていません。
「daiに聞きたい!」ということがあれば、好きな乾電池のサイズから嫌いな微生物、興奮する体位まで何でもお答えします。
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