茶髪にしたがる日本人女性
なぜこんなに世の中には茶髪女性が多くなってしまったのだろう。
街を歩けば茶髪茶髪茶髪。右を見ても左を見ても、上を見ても下を見ても、まるで憲法で制定され始めたかのように茶髪茶髪。
基本的に女性というのは、高校生までは黒髪なんだけども、大学に入ったあたりから、まるで何かから解き放たれたかのように一斉に髪をブラウンに仕立てあげる。
それほど、日本に茶髪が広まりすぎてしまった。
こないだなんか、歩道橋の上から横断歩道を見下ろした時、渡ってる女性たちの茶髪率があまりにも多すぎて、
つまようじの容器を上から見た時
みたいになってたからね。
そのことに対して喜びを感じるメンズもいるかもしれないけど、こと僕に関して言えば真逆も真逆。
もう昔っから、茶髪の女性に全く惹かれない。全然惹かれない。茶髪女性の前では、私の下半身もスタンディングオベーションすることなく、常にクラウチングスタートの姿勢だ。daiさんの「daiさん」は有給休暇を頂いています。
そりゃ確かに全く惹かれないとは書いたけど、一切茶髪の女性を好きにならないのかと言われればそういうわけでもなく、今までに茶髪の女性とワンナイトヒャッフウが一度も無かったのかと言われればそういうわけでもなく、こう、幾許かの魅力を感じることはあれど、黒髪のそれには遠く及ばない、そういう感じ。わかるかな?茶髪の時点でだいぶハンディキャップを背負ってしまっている感じ。
なんだろう。どれだけ上から目線なんだろう。本当クソだよねこのdaiって男は。
なぜ茶髪が嫌いなのか
一言で言おう。僕が茶髪のことを江角マキコぐらい嫌いかと言うと、ずばり染料の異物感である。
ごめんね、これを読んでる茶髪の女性、泣かないで、ね。泣きやんでよ、ね。
あのね、どこらへんに異物感を覚えるかっていうとね、
そもそも日本人に生まれた以上、まず最初は絶対髪の毛が黒じゃん。
それが茶髪になるということは、絶対どこかの段階で「髪を染める」という行為を行ってるわけじゃん。
これが僕にとっては大問題も大問題。世界恐慌なわけよ。
これがね、欧米人のように、生まれた段階で茶色だとかブロンドっていうならば問題ないんだよ。そのまま大人になってもその色を貫いているのだから。
全ての元凶は「髪を染める」というただ一点。これに尽きる。ファイナルアンサー。
だってさ、髪を染めるということはそういう染料を使うじゃん?
ビゲンとか使うわけじゃん?
ということは、この髪を染めるための薬品が髪に付着し、ずっと着いたままなわけ。髪を洗っても洗っても一切取れない。
しかもそれはもちろん、元々の髪の毛の色を変えたのではなく、黒い髪の上にコーティングしてるわけ。だからずーーーーっと髪に異物が着いているのと同じ状態なわけ。
特殊な薬品で作られた染料が、その長いサラサラヘアーにまとわりつき、保湿成分を保ったまま、偽りの色を維持し、しあわせにしあわせに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。
めでたくねえわー!!
要はそういうことじゃん?
髪に無駄なダメージを与え、そして髪を染めた後に生えた部分は黒だから、茶色の部分と黒の部分が同居しちゃってプッチンプリンみたいになってるし、あまつさえなんか売れないバンドのギタリストみたいな髪の配色になるわけじゃん?
え?本当にその髪は大丈夫なの?触っても大丈夫なの??
「いや毎日髪洗ってるから大丈夫じゃん」っていうけど、髪洗ったってその茶色は落ちてないじゃん。ということは染料が髪に同化してるじゃん。どうかしてるぜ!
女性が茶髪にする心理
男性読者の方は納得してくれると思うんだけど、おそらくほとんどの男は茶髪より黒髪のほうが好きだ。
それは男が、女性に「清楚さ・上品さ」を求める生き物だからだ。ましてや生涯の伴侶にでも選ぼうとする女性なら、その全てにおいて「偽りの部分があってほしくない」と思うのはごく自然なこと。
にも関わらず、なぜ多くの女性は髪を染めてしまうのか。
調べてみたところ、世の男性の70%は黒髪好きで、世の女性の70%は髪を染めているらしい。とんだ行き違いだ。
理由として挙げられるのは、
気分を明るく前向きにしたい
ということらしい。
髪を明るくすることで気分も明るくなり、周りからも明るい印象を受けやすい。
日本人女性はそもそも自分に自信を持つことが少なく、コンプレックスを抱える女性も多い。
そして、もともとの黒から染めることにより、今までの自分を脱却して新しい自分になれるような気がする。
みたいなことを書いてる記事を見つけた。
なるほどね。日本の女性は口には出さないけれど、こういう気持ちを常に抱いてるってことだ。
そういえばELTの持田香織さんも歌ってたもんね、「いつか最高の自分に 生まれ変われる日が来るよ♪」って。
女性にはきっと、変身願望があるんだろう。シンデレラの物語が好まれるのもそうだし、
女の子って昔からお姫様とか、魔法少女に変身とか、「新しい自分になる」みたいなの好きだもんね。
だから髪の色を変えて、気分を新しくしたいってことなんだ。その気持ち、分かるよ。
気持ちはわかる。とてもよくわかる。
その上であえて言わせて欲しい。
あなたは黒髪でもきっと似合うはずだよ。
日本総茶髪みたいな、没個性の茶髪も悪くはないけど、あなたの真の魅力を引き出すのは実は黒髪かもしれない。だって日本人なんだから。
アメリカじゃ、ブロンド=バカな女性ってことで成り立つアメリカンジョークが多数あるぐらいだよ。
完全に真っ黒が嫌だというならレベルスケール6か7くらいでも構わない。
世の中に1人でも黒髪女性が増えれば、こんなにうれしいことはない。
そして何よりあなたを輝かせるのは髪の色じゃなくてその表情だと思う。
いくら明るい茶色に染めようが、表情が暗ければ何の意味もないし、我々男性はエレクトしないし、下半身は立候補しないんだ。
僕も含めた男たちが見たいのは、あなたの笑顔だ。
やはり笑顔が素敵な女性は、髪の色に関わらず、とても魅力的に見える。
僕は、いつだって、あなたに笑顔でいて欲しい。
そしてそれが黒髪なら何も言うことはない、という今日のお話なんだ。
【おしまい】