アルファツイッタラーがアカウント削除
twitterのある種の界隈では非常に有名なツイッタラーの「いい湯」氏がリアルを特定され、本日アカウントを削除するに至った。
彼はいわゆる「アルファツイッタラー」(知名度や影響力のあるtwitterユーザーのこと)と呼ばれ、4万人以上のフォロワーを抱える有名人だった。
それだけに、今回のいい湯氏の件はあちこちで話題になり、ヘイトも含めてあちこちが沸いた。
事の顛末
いい湯氏が電車内に座り込んでる女子中学生を撮影して「マナー違反だ」とツイッターで晒し、あちこちに拡散される。
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女子中学生達本人がこのツイートを発見して怒り、「この人(いい湯氏)をスパブロしてください」と呼びかけ、こちらも拡散されて広まる。
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いい湯氏のフォロワーが女子中学生のアカウントを攻撃、アカウント削除。
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この流れを見ていた2ch民達が祭りに便乗し、
かねてからいい湯氏に不満を持っていた者も加わり、いい湯氏の特定行動が始まる。
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いい湯氏は謝罪をするも後に「正面から撮ったら盗撮じゃない」などと発言を覆し周囲を煽る。
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特定が過激化。
住所や本名、学校名まで割れてしまいいい湯氏焦る。仲間を家に呼び寄せる。
「金属バット持っていく」などと発言しさらに煽る。
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通報を受けた警察が出向き、事情聴取。
いい湯氏は反省・謝罪してアカウント削除。
普段からヘイトを集めていたことが原因か
客観的に見れば、こういった盗撮問題は炎上することはあっても火が長くくすぶることは少なく、本人がおとなしくしていれば割とすぐ沈静化するもの。
今回リアルの特定まで至ったのは、これまでのいい湯氏の日常的な煽りツイート等、周囲から反感を得やすい言動があったからではないかな。
今回の問題はただのきっかけにすぎず、今までの暴言などで鬱憤を溜めているユーザーが少なからずおり、
こういった時にそれが爆発し、愉快犯や野次馬が増えて大きな動きになってしまったんじゃないかな。
ネットはこういう時に割と他人に対して厳しく、
全然面識もない他人だけど皆が叩いてるからとりあえず自分も叩いておく、という感じの人は多い。
匿名性の数の暴力ってのは怖い。
今や「ネットだから何を言っても構わない」という時代は終わったし、
いつどこから誰かに恨まれて個人情報をばらまかれたりするかもしれないという危険性もある。
俺もツイッターでは思ったことをそのまま口に出してしまう癖があるので、知らず知らずのうちに誰かを傷つけて「ヘイト」を溜め込んでいるかもしれない。
気をつけたいもんですなあ。