今年もこの季節がやってきた!M-1グランプリ2018
どうもこんにちは、お笑いがとにかく好きなdaiです。
お笑いのことならいくらでも語れます。
さて、今年もやってきましたM-1グランプリ2018。これを見ないと1年が越せない、年末の風物詩になりました。もちろん僕は毎年リアルタイムで観ています。
いや~~、今年も本当いい大会だった。大満足でした。
最近は漫才師のクオリティもどんどん上がってきていて、「テクニック」「上手さ」という点では毎年どんどん進化しています。
その中で、マジカルラブリーやトム・ブラウン、スリムクラブのような「新しさ」「斬新さ」のあるコンビも注目を浴びていて、いやあ、本当、いい時代になりましたね。
ということで、前置きはこの辺にして、今年のM-1グランプリの全ネタの感想を書いていきたいと思います。
ネタバレを多数含みますので、まだ観てない方はご注意ください。
タイトルは勝手につけました。[/box04]
M-1グランプリ2018全ネタの感想
①見取り図
「女の子を紹介する」
わおわお!!!!見取り図来た!!!!!となったのが最初の印象です。
見取り図は数年前から大好きで、「見取り図来い!決勝来い!」って願ってたのが本当に来ました。最高。
「しゃっくぅ~」「あたおかでした~!」「おっかくですわ~!」など独自の造語を入れてくるところも面白い。
ネタはもう何回も見たことがある「マガタマ」ネタ。
本人もあちこちで演じているネタだし、自信があるんでしょう。僕もとにかく好きです。
トップバッターだけどつかみも十分だと思います。
そして定番の坊主のくだりではなく、M-1用にいろんな変化球入れてきたのがいい。
「すがゆりこ」などまったく存在しない言葉を伏線で出してきたり、「変なおっさんに連れていかれるわ・・・連れていかれるか~!」のセルフツッコミなど、笑いのフックを多く入れてるのが面白いですね。
松本さんはウケてなかった~みたいな感じでしたが、
なかなかいい会場の空気を作ったんじゃないでしょうか?
②スーパーマラドーナ
「いい人そうに見えてヤバいやつ」
この2人も相当な実力持ってます。1度解散して再結成してるんですけど、そこからまたどんどん面白くなってますよね。
最近は田中さんのボケる時のテンション高めになる瞬間が好き。
今年はラストイヤーということで相当力入ってると思いますが、武智さんは特にM-1に人生かけてますからね。
最初のくだりは過去もやってたやつですかね。
武智さんじゃなくて田中さんがやっぱりヤバイやつ、という展開は予想できたんで、もうちょっと展開の膨らみを期待したんですが、
「地獄のショータイム」のあたりから正直盛り下がったな、という印象ですね。笑いという部分が少なかった。
オチがもうちょい跳ねたら・・・と思いましたが見取り図よりは点数高かった。
審査員も言ってましたが「ラストイヤーなのにそんな暗いネタをするな」とww
全然どうでもいいけど田中さんの嫁は美人なので嫉妬。
③かまいたち
「タイムマシン」
かまいたちは正直前までイメージで毛嫌いしてたんですよ。あらびき団とかの中国人ネタしかやってないイメージだったんで。
ところがどっこい。ネタをちゃんと見るとめっちゃ面白いんですよね。きっちり作ってやってる。
キングオブコントも優勝したし、パンクブーブー以来のお笑いビッグタイトル2冠狙えますよね。にゃんこスターに話題もっていかれてかわいそうだったしw
(パンクブーブーはM-1とTHE MANZAI優勝)
今年のネタは「タイムマシーンで過去に戻ってポイントカードを作る」という小さい部分を広げていく展開。
かまいたちによくあるやり方で、「UFJとUSJ間違える」だけで1本ネタ作ったりするコンビなので、
今回もそれが光りましたね。今回は濱家さんがやられてしまうという意外性のある展開。
小さい設定を広げてボケと笑いどころを埋め込んでいくのが彼らならではですよね。十字架じゃなくて変な三角みたいなやつ。
ちょいちょい入る客いじりも好き。かなりハネましたね。
④ジャルジャル
「国名わけっこゲーム」
ジャルジャルは「世の中にハマる」のがうまいですよねー。中高生を取り込みやすいネタが得意。
数年前はお互いがボケてツッコミ倒すというテンポのいいネタやってましたけど、最近はピンポンや新入社員研修など、思わずフレーズを真似したくなるネタが多い。
そして、この2人は本当にお笑いに貪欲すぎますよね。去年福徳が負けて号泣していたの、今でも思い出します。
そしてYoutubeに毎日新ネタ上げてるんですよ。(ジャルジャルタワーで検索) こういったストイックさも、好感を持てます。
今回のネタは準々決勝だかどこかでやってたネタ。「国名わけっこ」。
またyoutuberとかtiktokerたちがやりそうですねこれwwww小学生の間で流行りそうwwww
普通に国を分けるだけじゃなくて後半盛り上がりや変化があったのがよかった。去年との違いですね。とにかく練習量を感じますw
ただただふざけてるだけじゃない、彼らの工夫も感じるネタでした。他の芸人にはマネできない。
⑤ギャロップ
「合コンに代わりに行く」
ギャロップは正直あんまりネタを見たことがないんですが、僕は好きです。
とろサーモンや南海キャンディーズ、ダイアンと同期みたいですね。ってことは今年がラストイヤー。
トレンディエンジェルのようにハゲをいじるボケをする林さんですが、今回のM-1は立場が逆になり、林さんがツッコミになったようです。
ネタの展開としてはありがちなんだけど、ツッコミのセンスがめっちゃよかったですね。
「ババ抜きやん」「妖怪やんけ」みたいな、ありがちだけど面白い言葉をいいタイミングで放り込んでくる。もはやベテランの域ですよね。
飄々としたボケに勢いのあるツッコミ。林さんはツッコミのほうがいいなあ。良くも悪くも平和でスタンダードだった。
もうちょっとドカン!とくる部分があればもっと点数上がったのかも。個人的には好みですがM-1用のネタではなかったのかもしれませんね。
⑥ゆにばーす
「激ヤバブスカップル」
いやーここ1、2年で跳ねたというかすごく売れたんじゃないでしょうか。
ネタの完成度は高いし、去年もトップバッターじゃなければどうなったかわかりません。
ネタの後半で「ここ1階やぞ!」のツッコミが爆笑でした。
で、今年はカップルに間違えられてしまう男女コンビあるあるをネタに落とし込んだ感じ。
途中からはメタっぽくコテコテの漫才も入れたりして、ペースもよくかなり面白かったんですが、審査員の評価はいまいちでしたね・・・
埼玉県民バカにしてんのか→神奈川県民やろ!の流れも好きだけど、今回は笑い所少なかったかなと。
笑いのフックという点では去年のホテルのやつのほうが多かったのかな、と。
でも、単純に面白いのでこれからもウケるし、いつか本当にM-1獲ってほしい。それぐらい好きです!
これからもイェエエエエエエイ!!
⑦ミキ(敗者復活枠)
「履歴書をジャニーズに送っといた」
ミキが敗者復活できましたね。敗者復活のネタ一通り見たら、アキナかインディアンスかミキかな?と思ってたらミキがきました。
えみちゃんがめっちゃ推してましたよね。
ミキの良さはもちろんお兄ちゃんのあのテンションの高さ。時々何を言ってるか聞こえなくなるぐらいの勢いなんですけど、
逆に弟のボケのクオリティがここ数年上がってないのが気になりますね。なぞなぞネタとかああいうの好きなんですが。
と思ったら今年はボケの鮮度もツッコミの言葉選びもよかったですね。
今回のネタは兄の履歴書をジャニーズに送るというネタ。ありがちなポイントをネタにしたなあという着眼点。
「ジャニーズはイケメンしか入れないんですか!」「そうです!」という当たり前のやりとりすら面白い。「簡単なアハ体験や」などの返しもいいですね。
弟の亜生が去年よりもレベルアップしてた感じしますね。「兄ちゃんがやかましい」という声もあるけど、だいぶ玄人感が出てました!面白かった!
⑧トム・ブラウン
「最強のナカジマックスを作る」
さあ、完全なダークホースですよね。勢いでバーンと来ました。
スタイルとしてはかなり新しいほうだと思います。ツッコミがボケを受け入れつつ驚く、というスタイル。
独特な世界観があってシュールなんですが、なんか笑ってしまう。クセになるコンビですよね。
さて、今回はまさに「上沼恵美子に怒られそうなネタ」wwwwかと思ったら全然怒られなかったwww
5人を集めて新しいものを作り、それがどんどん合体して特徴を増やしていくネタ。
マヂカルラブリーや初期のカミナリといった枠かなあと思いましたが良かったですね。
勢いはいいけど意味がわからない、その意味の分からないところになぜか惹かれてしまうんですよね。
ただ、ミキのお兄ちゃん同様、見てる方が疲れてしまいがちかなあ・・・「今日でいいや」の審査員のコメントがすべてを物語ってるwww
トムブラウンは売れると思うので今後に期待しよ!!
⑨霜降り明星
「豪華客船で世界一周」
個人的にめちゃくちゃ好きなんですよ霜降り明星。
今年はR-1ぐらんぷり(ピン芸人の大会)で彼らがそれぞれ決勝きましたからね。
せいやさんのボケのセンスとキャラクター、そして粗品さんのツッコミの言葉選びがめっちゃ好き。予想を裏切ってくる感じ。
で、今回のネタは豪華客船の話。まずつかみの「ボラギノールのCMか」に始まり
「みそしる大臣」「リアス式海岸」「サボテン」「露骨な左利き」「表現力が劇団四季」といったツッコミのワードセンスがとにかく抜群。
正直ネタの展開はほとんど話が進んでないけど、会場を広く使って暴れて踊ってのネタですごかった。
そしてオチの「倍返し」が最高。ずっと笑いっぱなしの4分間だった。最高!
⑩和牛
「ゾンビに感染する」
もう決勝常連になりましたね和牛は。
水田さんのあのキャラもだいぶ浸透してきたし、川西さんのツッコミも年々上がってる。
去年の旅館ネタの「すいませんでしたぁ~~」はめちゃくちゃよかったですね。
ただ、けっこうみんな同じこと思ってると思うんですが、「綺麗にまとまりすぎている」という印象。
これだけ優勝だ優勝だと言われて、本人も少なからず優勝を意識してるはずなので、プレッシャーというか、見る方のハードルが上がりすぎてるんですよね。
もちろん好きなんです。大好きなんですけどね。
そんな心配?のあった中での今年のネタ。
テーマはゾンビに感染したら殺してくれるかどうかというネタ。和牛が面白いのはそこに踏み込んで「じゃあどのタイミングで殺すか」という細かい部分w
昨今は漫才コントに入るのが定番でしたが、2人の掛け合いが新鮮でしたね。途中からコントに入って、まさかの2人ともゾンビという展開。
爆発力という点では「?」とも思いますが、さすがの腕前ですね。安定感抜群だったなあ。
最終決戦
①ジャルジャル
「均等に目立ちたい」
とにかく均等に目立ちたいネタ。福徳だけが目立つのを阻止して後藤も暴れまわる、
動きが非常に多いし笑うポイントが多くあった。あっという間に4分間終わってしまった感じ。
でも笑い飯のチンポジネタを彷彿とさせる印象もw好きなネタだけどね!
②和牛
「オレオレ詐欺」
親に嘘のオレオレ詐欺の電話をかけるネタ。防災訓練みたいなものだけど話のもって行き方面白いww
水田と川西の騙しあいの表情が最高w
「たまたましんじ」じゃなくて「ガチガチしんじ」やん、の部分が面白かったw
③霜降り明星
「学校」
1回戦同様ツッコミセンスが最高。最初の「セルフ」は微妙だったけど。
「バブ」「プリンセス転校生」「後半トースト」「11、12、13、14冷房強すぎる」などのワードがやっぱり抜群。
「負けてもプロ」の言葉は昔からやってたんでお気に入りなのかなあ。やっぱりめっちゃ面白い!
まとめ
霜降り明星優勝おめでとう!!!
いやー、今年も本当に面白かったです。
年々M-1グランプリのレベルが上がっているというか、自分もこうやって感想書いててやっぱりドキドキと興奮が収まってないですね。
ちょこちょこ思い出し笑いしながら書いてますもん笑
改めて、霜降り明星優勝おめでとうございます!
M-1グランプリは本当に夢の舞台。
今日決勝で活躍した芸人たちがこれからもっと売れて、バリバリ活躍するのを楽しみにしてます。
和牛もスーマラも見取り図もゆにばーすも売れろ~~!あとトムブラウンも売れろ~~~!
・・・で、こうやってM-1を見終わると、僕はこう思うんですよ。
「あ、去年とか一昨年のM-1もっかい観たいな」
毎年こんなこと思ってます。
そんな僕のようなお笑い好きのあなたは、もちろんAmazonプライム入ってますよね?
過去のM-1が全部Amazonプライムで観れる件
Youtubeで違法アップロードされた動画見てる場合じゃないっすよ・・・
Amazonプライムで今までのM-1全部見れるんですよ。これすごくない?
Amazonプライムに関してはCMもあるので見たことある方も多いと思いますが、
まずAmazonの買い物が送料無料になるし、
音楽は聴き放題で本もめちゃくちゃ読めるし、
プライムビデオでM-1以外の映画もドラマも好きなだけ見れるし、
Fireタブレットが4000円引きになるし、
プライム会員限定のタイムセールとかある・・・
みたいにメリットどちゃくそあるのに、月額325円(年間3,900円)で利用できるってヤバすぎやん・・・
とか思ってますが、僕にとって一番のメリットは
M-1グランプリがぜんぶ見れる
これなんですよね。準決勝や敗者復活戦も見れますよ。僕もまた全部見直しますw
ちなみにもうすぐサイバーマンデーとかいう最強のセールが始まるみたいですよ。
ということで、今回はM-1グランプリ2018の感想でした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました(*´▽`*)