叙述トリックってのがある
ミステリ小説において、文章上の仕掛けによって読者のミスリードを誘う手法。具体的には、登場人物の性別や国籍、事件の発生した時間や場所などを示す記述を意図的に伏せることで、読者の先入観を利用し、誤った解釈を与えることで、読後の衝撃をもたらすテクニックのこと。 (はてなキーワードより)
要はうまいこと読者を誤解させて違和感を与え、そこに気づいた時に「あ、そういうことだったのか!」と思わせるようなテクニックのこと。
俺もこういう「いい意味で騙される」ような叙述トリックは大好き。騙されたい。いい感じで騙されたい。
基本的にはこういったトリックは文章でやるのがメイン。
数々の書籍や、2chコピペでも叙述トリックが見られることも多い。
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で、今回は文章ではなく映像を使った叙述トリックを紹介したい。
何を言ってるかわからないと思うが、まあそういうことだ。
映像にかくされた叙述トリック
何はともあれ、早速ご覧いただきたい。
NickelbackというアーティストのPV。
・・・いかがだろう?
自分が最初見た時は「すごい」の一言だった。
多分1回2回見ただけではなんのこっちゃわからないかもしれない。
複数回見てみると、あれ?と思う部分があるかもしれない。
ヒントはミルクとバックミラー。
↓以下、答えがどうしてもわからない人用の解答。
でもこういうのはすぐ答え見るよりも自分で考えたほうがきっと楽しい。
(反転させてください)
・男が何らかの理由で死んでいた
・幽霊となって彼女の部屋にすみついていた
(多分生前喧嘩別れしてたっぽい?)
・新聞で彼の死を知る彼女、激しく動揺する
・むしゃくしゃして、家にいられず車で走っていく彼女
・彼はおいかける、しかしバックミラーにも映らない
・気が動転している彼女は交通事故を起こして即死
・魂だけ車から出てきて、幽霊の彼に気づく
・ハッピーエンド
おそらくこんな感じじゃないかなーと推測。
もしそれちゃうやろって思ったら教えてください。
まとめ
文章も映像も、叙述トリックはとても面白いので大好きです(・ω<)