モテたい!と願う男たちに贈るメッセージ

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女性にモテるにはどうしたらいいか?

「女性にモテる」というタームを考えた場合、なにやらそれはとても難しい命題のように思われる。特に今までモテたことがない人はなおさらだ。
が、俺が思うに、視点を変えてしまえばさほど難しくないのではないか?
特定の誰かに好かれたい!ということならそりゃそれなりのハードルがあるけれども、とりあえず誰かにモテたい!ということなら意外とイケる可能性が高いからだ。

 

今日は結論から話そう。

一定規模のコミュニティの中でそれなりの優位性を示すことができれば、自ずとモテる。

これである。

 

そしてそこに顔面の美醜や財産の多寡は問わない。
そのコミュニティの中であなたが固有の優位性を持っており、その優位性が他の人間の間でも認知されていること、この点だけだ。

コミュニティの内容はなんでもいい。
会社でも、サークルでも、バイトでも、ネトゲでも、twitterでも。そこに「集まり」が形成されていればなんでもいい。
そしてそこで、あなたが自らの優位性を表明できれば、自ずとモテるのだ。
仕事の成績が優秀だ、後輩への指導が上手い、ネトゲのレベルがカンストしている、フォロワーが5億人いる、などなどだ。そしてその価値が「そのコミュニティに属している人しか理解できないもの」でも全く問題ない。

 

普通に考えて、女性にモテたいと思うならまず分かりやすいとこから攻めようとするだろ男って。

優しさを持つべきだとか、身だしなみに気を遣おうとか、あるいは「もっと俺がイケメンだったなら!」とか。こういうことを考えるのは男として当たり前のこと。
もちろんそれらはマイナスにはならない。容貌、センス、清潔感、優しさ、そういったものは身につけていて損なことはない。

 

しかし!

今日の記事ではその辺りの「よくあるモテ術」的な内容に触れるのは避けておきたい。
このブログの読者はそんな当たり前の、そんなこと今更おめーに言われなくても知ってんだよクズが!、的な内容では決して溜飲を下げないはずだ。

 

いいか、今回の記事の肝は、そんな基準を満たさなくともモテる時は訪れる、ということである。
だからこれを読んでいる男性諸君はどうか安心して読み進めて欲しい。

 

女は集団に生きる生き物

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(画像を見て殺意が芽生えた方、お気を確かに・・・!)

 

「何だかあの人、このコミュニティでかなり目立ってない・・・?」

全ての女性がそうだとは言わないが、大半の女性というものは集団を愛し、集団で行動し、集団を生き、そして集団に死ぬものだ。だから、あなたがとある集団の中で一定の優位性を持つというのは、かなり価値が高いものだ。
その結果、

集団においてプライオリティを獲得する男をゲットできる

自らも集団における優位性を示すことができる

という図式が構築されるわけだ。

 

なぜ女子アナがプロ野球選手とばかり結婚するのか、ということを考えてもいいだろう。
確かにプロ野球選手はかなりの額を稼ぐが、お金だけが目的なら野球選手じゃなくてもサッカー選手でも青年実業家でもなんでもいい。
要は、その男の「ステータス」にも惹かれているのだ。イケてる男をゲットできる私もイケている、女の頭には好かなからずこの方程式がある。

だから、一定数の女性は容姿や財産や清潔感をある程度度外視した上で、プライオリティを持つ男性へアプローチをかける。今までの史実を紐解いても、こういったことがあったのは否定できないだろう。

 

つまり簡単に言うと、
「集団上位層の関係に組み込まれたいと願う女性は存外に多く存在する」ということである。

あなたという存在の放つ優位性と、あなたという存在が集団に与える関係性に、食い込んでいきたい・・・
そうすることで、他の有象無象との差別化を図りたい・・・
あなたの優位性に付帯し、「わたし」という存在になりたい・・・

それは津々浦々どこにでもある泥臭い人間としての素直な欲求だ。
その慣れ果てとして、どこかの誰かがいつかのあなたにきっとこう言うだろう。

 

「あなたのことが、気になってるの・・・」

 

この瞬間、その人は確実にあなたのことを気に入っている。
きっかけが多少打算的であっても、これは嘘でも詐術でもない心からの本音だ。

 

私のことを色鮮やかに彩ってくれるかもしれない、あなたのことが、気になってるの・・・」

 

この正確な文脈が読み取れるかはあなたの経験値次第だ。
ただ、文脈の善意を置いておいても、世間的に見れば、女性側から好意的な言葉を向けられているあなたは確実に「モテている」ことになる。

世の中には、そういったモテを逆手に取って大いに遊び歩く男もいる。
まさに打算と打算のデットヒート。狐と狸の化かし合い。そういった男を俺は何人か知っている。
男を利用しようと近づいた女がより狡猾な男に籠絡され、更に女が上手を投げかけたその瞬間に男が土俵際で切り返す・・・そんな異種格闘技戦が、今この瞬間も世界のどこかで繰り広げられていることだろう。

 

だから、場当たり的にでも、経験値を増やす意味でもモテたいと願うのであれば、
自分の中で少しでも勝ち目のある分野に飛び込むのが早い。

あの東進ハイスクールの林修先生も、かつてインタビューでこう語っている。

 

トップを目指すため、勝てる場所で戦うことを選んだ

自分が受験生のころ、最も成績がよかったのは数学です。ただ、僕は法学部卒の文系。大学で専門的に学んだ相手と戦ったら、講師として勝てないと思ったんです。他の科目も検討する過程で、目に止まったのが現代文。「この場所なら、勝てるんじゃないか」と考えながら、東大時代に出会った村上陽一郎先生のことを思い出していました。

“いつやるか? 今でしょ!”の林修先生が伝授! 「仕事で成果を上げる思考法」 より

あなたがどこかで何かしらの地位を獲得した、その時、
「閉鎖集団における関係で私も優位性を獲得したい!」と感じた一部の女は、非常に高い確率であなたのことを放っておかないだろう。そして周りの人はあなたのことを評し、こういうのだ。

「お前、モテてるな」と。

 

賢いあなたならお察しの通り、今日の記事は非常に無味乾燥な話題だ。
とりあえずモテたいと願う男たちへの、恋愛における情緒もへったくれもない話題だ。
しかし、暫定的にでも、現代女性の在り方がそうであるなら受け入れなければならない。

そして俺個人は、これはこれでいいのだと思う。

集団の中で優位性を発揮できればモテる、というのは実に公平だし昔からそういう流れがあった。
殆どの場合、ある集団であなたの優位性が認められるなら、容姿は関係ないのだから。

草野球が上手いとか、接客の愛想がいいとか、絵を描くのが上手いとか、それは純粋に「あなたの努力」に対する評価だ。
たとえ打算的に受け止められていたとしても、あなたの努力が女性から関心を買っていることは間違いない。

 

「どうせイケメンがいいんだろ?世の中顔だろ顔」

とあなたが思うかもしれない。

だが、そうでない場合も山ほどあるのだ。

 

例えば、文筆をメインとする集団において、顔がいいだけの筆不精は見向きもされない。
陶芸を楽しむサークルで、土も触れないイケメンに何の価値があるか。
アニメのことを語ってる仲間内の中で、アニメ嫌いな男前がなぜモテるというのか。

おわかりだろうか?

だから俺は思うんだ。
俺たちはいくつになっても、「足が速かっただけでモテていた小学生のあの頃」と、本質は何も変わっていないのではないだろうか・・・

 

まとめ・モテるために必要なもの

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これだけは確実に言える。

ブサイクでも貧乏でもオタクでもチビでもデブでもハゲでもだらしなくても、モテる男はモテている。
ブサイクなのに結婚してる人なんかゴロゴロいる。

 

その違いは何なのか。それは

自分の長所に自信を持つ

ということではないだろうか。

 

「俺なんてどうせカッコワルイし、どうせモテない」と後ろ向きな気持ちでいる男をどうして女性が好きになるだろうか。
あなたがもし女性だったらそんな男を好きになるだろうか。

それよりかは、自分が誇れるもの・自分が自信をモテるものをもっとアピールしたほうがいい。
それによって最終的に、あなたが想いを寄せている女性が振り向くということだってありえるのだから。

短所を嘆くより長所を磨く、それがモテへの第一歩なのかもしれない。

 

 

だから最後まで読んでくれた画面の前のあなたに問いたい。

あなたの長所は何ですか?

 

【おしまい】

 

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