破れぬ夢をひきずって
「モテたい!」
このような願望を、これまで生きてきた中で軽く100万回は抱いてきた。
皆さんもそうだろう?どうもこんにちは、daiです。
「モテたい」というのはもっと掘り下げて言うと、何も「多数の異性から同時に言い寄られてハーレムを作りたい」というおとぎ話のようなことを言いたいだけじゃない。なんつーかこう、たった1人でいいから、「あなたのことが大好きです」と言ってくれるような異性の出現を心待ちにしている、そういう状態なわけ。
俺だってそれなりに年齢を重ねてるわけだから、もういちご100%ばりに可愛い女の子たちが俺の周りに集まって・・・なシチュエーションは期待できそうにない。だから、そうじゃない。俺の求めている「モテる」ってのは、ただただ、女性から愛されたい、そんな一心なんだよ。なかなかいないんだけどね。なかなかいないからこそ求めてしまう。
だって普通に考えてさ、「あなたのことが大好きです」なんて言ってくれる女性なんて現れるか!?現れないでしょ!??「すごいつりざお」をどれだけ垂らしたって、そうそう引っかかるもんじゃないんだよ・・・
最近ではちょうど堀北真希が山本耕史が結婚して、俺を含めてモテない男たちは「はいはい世の中顔だろ」「どうせイケメンが得する世界」と呪詛を投げた。
確かにそうかもしれない。外見が整っている人たちは整っていない人たちに比べて恋愛市場では圧倒的に有利だ。それは覆らない。女達の「男性はやっぱり顔より内面だよね~」なんて言葉を信じてはいけない。「顔より」という言葉を出してる時点で顔もちょっとは気にしてるわけだ。顔が悪い男は内面を評価する機会すら与えられない、スタートラインにすら立てないんだ。
モテない男はなぜモテないのか?
でも、おそらく、俺たちは、誤解しているのかもしれない。
俺たちがモテないのは、俺たちに悪い部分、欠陥、マイナス要素があるからではないかと。
すべてイケメンなんかじゃない普通の顔に生まれてしまったこの遺伝子が悪いんだと。神様が福笑いに失敗してしまったからだと。
ところが、世の中はそうではない。
一般的にはブサイクに分類されるような男が、可愛い美人な女性を連れて歩いている例なんて、世の中にはごまんとある。「美女と野獣」とはよく言ったもので、正直言って外見が不釣り合いだと思えるカップルすら、よく見かける。
なら、「外見が良くない」というのは「モテない」ことの確固たる理由にはなりえないってことだ。
なのに、俺たちは根本的にモテない理由をそういう自分のマイナス面に委ねて言い訳を作ってる。
顔なんてそう簡単には変えられないから、だから俺がモテないのはこの顔のせいだ、俺自身は悪くない、そうやって自分をいつの間にか正当化して「モテてない自分」を甘やかしているのではないか。
「モテない要素があるから」モテないのではない、「モテる要素がないから」モテないんだ
俺が今日言いたいのはこういうことだ。
モテない男というのは、自分にマイナス面があるからモテないんじゃない、プラスな面がないからモテないんだ。
ブサイクでもハゲでもデブでもチビでも女癖悪くても借金があっても身体不自由でもチンコ小さくても、モテる男はいるし結婚してる人だっている。
誰しも長所というか自分の「プラスの面」ってあると思うんだよね。そこを磨いたほうがよっぽどいいんだろうな。
「どうせ俺なんかモテないし・・・」って後ろ向きな男と、
自分のいい部分をちゃんとわかってアピールできてる男、どっちに女性はときめくだろうか。
短所を嘆くよりも長所を磨く、そういう男でありたい。
だから、画面の前のあなた、よかったら私と結婚しませんか?
【おしまい】