【英語】「am not」の短縮形がない理由は昼ドラの三角関係だ!

こんにちは、納豆が好きじゃないほうのdaiです。

 

実は私、隠すつもりはありませんが、英語の先生をしています。
英語が元々好きで、それが講じて子どもたちに英語を教えるという仕事をしているんです。

あまり堅苦しく教えるのは好きではないので、
できるだけ身近な所から、わかりやすく面白く英語に触れてもらえるように頑張っています。

そこで今日は、皆さんも一度は思ったことがあるのではないかという疑問を解消してみたいと思います。

 

どうしてam notの短縮形はないの?

これ思ったことありません?

is、are、amと言えば中学1年で習うbe動詞3兄弟。
これらは後ろにnotがつくことによって短縮形をつくることができました。
is not→isn’t、are not→aren’tみたいに。

でも、am notだけは短縮形がないんですよ。

おかしくないですか?
いつも一緒だったはずの3兄弟なのに。amだけ仲間外れだなんて・・・(泣)

 

ということで、そんな皆さんの疑問をズバババっと解消してさしあげましょう!
きっと、誰かに話したくなりますよ。

 

be動詞~愛の昼ドラ劇場~

英単語の中にはいろんな単語が存在します。

 

ここに、「not」という単語がいます。

amnot1

notは「~ではない」という意味を表す否定の言葉ですが、
英単語の世界では大人気で超モテモテなんです。

amnot2

そんなnotは次々にいろんな英単語と浮名を流していました。

doとくっついてdon’tになり、

canとくっついてcan’tになり、

doesとくっついてdoesn’tとなり、

willとくっついてwon’tとなり、

haveとくっついてhaven’tとなり・・・

 

まさに英単語界のプレイボーイ。

「not」にかかれば、落とせない単語などなかったのです。

amnot3

ある日、そんな「not」は恋をします。

女遊びならぬ英単語遊びを繰り返していたnotですが、そろそろ真面目に生きないといけない、
と思った時に、ある1つの英単語と出会います。

それが、「I」です。

amnot4

この「I」という姿を見ればわかりますが、一本筋の通ったまっすぐ凛々しいフォルム。
notはこの姿に一目惚れしてしまいます。

そしてこのIは、皆さんもご存知の通り、英単語の中で唯一

文の中のどこにいても必ず大文字

です。

こういう芯の強い、常に自分の道を、「私」の道を歩んでいくのよという
このゴーイングマイウェイなひたむきな姿が、notには魅力的に映ったのです。

 

notは、一瞬でIに恋をしました。

amnot5

今までいろんな単語とくっついてきたけど、もう遊びは終わりだ。
俺はこの「I」と一緒になりてえ。これほど本気で単語を好きになったのは初めてだ。
フラフラしてた俺だけど、もう一度、ちゃんとひとつの単語として、「I」と向き合いたい。

そう、思っていたのですが。

 

実はIには、婚約者がいました。

恋愛というのはいつもなかなか上手くいかないもの。
notが好きで好きで惚れ込んだ「I」ですが、実は結婚を決めている婚約者がいました。

 

それが、amです。

amnot6

英単語「am」は主語がIの時しか出てこず、そしてamとしか短縮形を作ることはない。
Iとamはまさに一心同体。将来を約束した2人なのです。

 

 

 

 

 

 

 

そ、そんな・・・

Iのこと、本当に好きなのに・・・

なんで、なんで・・・

 

 

 

notは嫉妬に怒り狂います。

amnot7

なんでだよ!

なんでamなんだよ!

どこがいいんだよあんなヤツ!

ちくしょう、I、俺のことだけを見てくれよ!!

 

 

こうしてnotの恋心は実ることなく、初めての真剣な恋は終わってしまったのです。

 

 

・・・

・・・

 

 

それからというもの、notはamに対して対抗心を燃やし続けています。

amnot8

 

これが、amとnotの短縮形ができない理由です。
notはamのことが嫌いなので、絶対くっついてやるもんかと意地を張っているわけですね。

 

いかがでしたか?

英単語の世界にも、ドロドロした昼ドラのようなことが起こっているんですw

 

ちなみに、本当は

もしamとnotをくっつけてamn’tにすると、mとnという2つの鼻音がくっついて発音しづらいから

というちゃんとした理由があります。

 

が、子供相手なので、
こういった内容で興味を引いて英語に関心をもってもらえるようにしています。

ということで、皆さんの疑問も1つ解決したでしょうか。
あくまでアプローチの1つですので、楽しく読んでもらえたなら幸いです。
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ではでは!