動物は大事にするもんだ。
動物を大事にしようと世界中で言われます。
それもそのはず、ちゃんとした理由があります。
動物を大事にするときっと良い事があります。
だってまず、見てるだけですごく見てください。
アザラシのくりくりした目。
ラッコのくりくりした目。
カワウソのくりくりした目。
実に濁りなく美しい。 本当に美しい。
自然に生きる動物のピュアさが垣間見れます。
それにひきかえ人間とはなんと醜悪な生き物でしょう。
目が濁っている。
少なくとも俺は濁っている。
人間っていいな、なんて歌があるけどあんなのウソだよね。
みんなで仲良くぽちゃぽちゃお風呂なんてありえないし。
今なら混浴なんてないし。一種のセクハラだし。
ましてやおしりを出した子1等賞なんてありえないし。
普通に捕まるし。成人男性がやったら普通に捕まるし。
ああー。人間世界は世知辛い。
アザラシっていいな。
ラッコっていいな。
カワウソっていいな。
何と言っても寿命が。その長さが丁度いい。
アザラシの寿命は20年位なんです。
なんと丁度良い。そう思いません?
ラッコやカワウソの寿命はよく知りませんが、だいたい同じぐらいなもんです。
それに比べて人間の人生はだいたい80年。
長くね?
長すぎるから40年も働かないといけない。
40年も働くなんて冗談じゃない。冗談じゃない!
20年も働けば十分じゃないか。
いや20年というのも長い。
20年と言えば、愛情たっぷりに育てた子供がニートになるのに十分過ぎるほどの長い長い時間。
ゆりかごからニートまで。何の事やら。
働くという退廃的な単純作業を続ける限界なんて10年、いや5年、いやいや2.5年、いやいやいや1.25年…
だからね、浦島太郎っていいなと思うんです。
本来なら40年働くべきところを、竜宮城で過ごしたが為に大幅にカットできたわけですから。
莫大な期間を働らかずして済ませたツワモノですよ。世界中のニートが羨む幸せな人生。
しかも、あのお宅の息子さんニートなんだって~、みたいに後ろ指を指される事もない。完璧。
だから、働くのが嫌い、でもニートになるのも嫌!!
そんな揺れる思いを胸に秘めるワガママさん。そんなあなたは、浜辺で子供達に虐められているウミガメを助けてあげるところから始め…、いや、子供達に1万円ほど握らせてウミガメを虐めてもらうところから始めましょう。
それが竜宮城へのパスポート。
やっぱり動物は大事にするものですね。
大事にするときっと良い事があります。
お後がよろしいようで。