やべえ、最近の若者についていけねえ。
こんにちは、電化製品とか何買っても説明書は読まないタイプのdaiです。
流行ってますね、西野カナの「トリセツ」。
やたらどこいっても優先で流れてるし、こないだもうちの塾の教え子が口ずさんでいました。
若者のアイドルこと「西野カナ」。
一昔前は「とにかく会いたい会いたい言いすぎ」「そんなに会いたいなら早く会いにいけよwww」と、歌の歌詞に「会いたい」という言葉が入りまくることでネットでも有名でした。
僕も、会いたくて会いたくて震えるってなんだよ人間バイブレータかよとか、そんなに会いたいのに会えないとか、彼氏は服役してんのかなとか、いろんなことを思っていました。
そしてここにきてまさかの「私の取扱説明書」。
おっちゃん、もう若い子の流行についていけないっすよ・・・
「トリセツ」の歌詞にイラッときた
そんな西野カナの「トリセツ」ですが、歌詞の中にこんな一節があります。
ちょっと引用させて頂きますね。
急に不機嫌になることがあります。
理由(わけ)を聞いても答えないくせに、放っとくと怒ります。
いつもごめんね。でもそんな時は懲りずにとことん付き合ってあげましょう。
め、
め、
めめめ、
めめめめめめめ、
めんどくせぇ!!!!!!
なんだよ!!!なんなんだてめえは!どこから目線なんだよ!!
なにが「懲りずにとことん付き合ってあげましょう」だ!!どこから言ってんだ!!!???
おう!??なんだ!??
突然不機嫌になって、しかも理由を聞いても教えてくれない?
それなのにほっとくと余計怒る????
マジで何様だよお前はぁ!!!!!!
あと「理由」って書いて「わけ」って読ませるなよ!!なんなんだ!キラキラネームの影響がここにまでか!??
「地球」って書いて「ほし」って読ませるタイプのやつか!??おおん!???
・・・・
し、失礼、少々取り乱しました。
ただの歌の歌詞にムキになって怒るなんてどうかしてました。
そうです、ただの歌の歌詞です。たかが歌詞じゃないですか。
どうせ、どこかのアイドルみたいに、誰か別の人が作詞をしていて、西野カナはただそれを歌ってるだけ。だから西野カナは悪くない。そう、本当は西野カナだって「こんなこと歌いたいわけ無いじゃん」って思ってるはず。そりゃそうだ。彼女だってメディアに踊らされた被害者なんだよ。ごめんね西野カナ。悪く言ってごめんね。って思ったらバッチリ「作詞:西野カナ」ってなってたよ。ははは。
西野カナに共感できなくなったらおっさん?
それでも中高生からは爆発的な人気のある西野カナ。
きっと会いたくて会いたくて震えるやつも、今回のトリセツも、きっと「あぁ~そうだよね~この気持ちわかるわかる~」と、恋する若い世代にはドストライクで胸を打つ歌詞なのかもしれません。
ドトールとかスタバで、「西野カナの新曲聴いた!?めっちゃやばくない!?可愛い~~っ!もう最近ずっとリピートしてる~~!」って、なんちゃらペチーノとか片手に女子高生たちがきゃっきゃするわけですよ。
だから、こんな30代に片足突っ込んだ男が共感できないのも無理はありません。わかるわけないんですよ。
そしてその直後、突如として心に襲いかかる、「ああ、自分はもう若くないんだ」という実感。
西野カナに共感できないと、藤田ニコルを可愛いって思えないと、自分と若い世代のジェネレーションギャップは離れて離れて離れていくばかり。
やばい。これはやばい。もう自分は若くない、おっさんになりつつある、そりゃ若い女の子にモテるわけがない。
どうしてだろう・・・
ハイパーヨーヨーにミニ四駆にビーダマンにマリオカート64に勤しんでいたあの若いころの思い出が、懐かしい・・・
肉体は衰えていくのに、精神はまだまだ小5なんだよ。
こないだだって、「誰が一番遠くまで遠くまで飛ぶ紙飛行機を作れるか」って、生徒たちと勝負したよ。大人気なくガチ勝負したよ。負けたよ。
ああ、やばい。西野カナに共感できないせいでどんどん若い人たちの心が分からなくなってくる。
もう、あの頃の楽しかった記憶と思い出と、一緒「に死のうかな」。なんてね。
ということで、ちょっくらアラサー男の取扱説明書作ってきます。
【おしまい】