イケダハヤト氏のブログ「ihayato.書店」のこちらのエントリが気になった。
「あなたのブログがつまらないのは、あなた自身がつまらないから」
その中でこう述べられている。
さて、非常に身も蓋もない話をしてしまいますが、もしもあなたのブログがつまらないのだとしたら、それはあなたがつまらないからだと考えられます。
ブログが「つまらない」のは「文章力、表現力がないから」ではなく、あなたがしてきた「体験」や、あなたのもつ「考え方」がつまらないのです。もしくは、面白い体験や考え方を持っているにも関わらず、それを発露する勇気がないか。このどちらかです。
ああ~確かにそうだよね、核心をついてくるよね、と思った。
そしてどちらかと言うと後者の部分、「面白い体験や考え方を持っているにも関わらず、それを発露する勇気がないか」こっちの方が多いような気がしたのでござる。
一人一人が違う生活を送っているわけで、その中で体験したものや見聞きしたことは当然違う。ある人にとっては当たり前だと思っていても別の人にはとても新鮮でキラキラしたものということだって少なくない。
これは「アフガニスタンに派遣されて現地の実態を見てきました」というかなりレアな体験だけでなく、「風俗行ったらこんな女が出てきやがった」レベルのものでも構わない。文化的に最下層な内容でも、それを知らない人からしたら未知の情報なんだよ。
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情報を出し惜しみしてはいけない
これはね、本当ごめんなさい、言いづらいんだけど、ブログを読んでて「このブログつまんねえな」って思うことってやっぱりある。
本当ごめんなさいなんだけど。私ごときカマキリ以下のブロガーが何偉そうにって感じなんだけど。
皆様におかれましても、面白いブログがあれば面白くないブログがあると思う。
そういったブログにおけるなんとなくの共通点って、情報を出し惜しみしていることじゃないのか。と感じた。
私がブログを書くにあたって参考にしたエントリ「ブログを短期間で月間10万PVにする方法を公開します? 私の17の戦略」の中でも述べられているけども、ブログに書く情報なんか小出しにせずババンと出してしまえばいいんだと思う。情報量は多いに越したことはないのだから。
それでも、情報を出し惜しみしてしまうブロガーさんの心理をちょっと予想してみた。
①自分なんかたいしたことない人間だと思っている
確かに完璧な人間などどこにもいません。
でも、他人を比べて自分は劣っているとか、自分はどうせ面白いこと書けないとか卑屈になってしまうと、それが文章にも出てしまってネガティブな印象を与えてしまうのでは?とも思ってしまう。
所詮「隣の芝生は青い」なんだから、他を気にしすぎてしまうというのは逆効果な気がする。
向上心は大事だけど。
②ネットで批判されるんじゃないかと怯えている
本当は書きたいことがある、こういう記事にしたい、という思いはあっても、
「文句言われるんじゃないか」「叩かれるんじゃないか」と心配してしまって、結局当たり障りのないことしか書けなくなってしまう。
ネットなんていろんな人がいるんだから、気にいる人もいれば気に入らない人もいる。
自分のブログを気に入らないと思ってる人は、どうせこっちがどんな記事を書いても気に入らないんですよ。そんな人のことを心配する時間があるならシコって寝たほうがマシです。
③専門家にガチレスされるのを心配している
どの世界にも上には上がいます。
自分が書いた記事に対して「いやそれは違うよ」とか「この部分はこっちのほうがいい」とマジレスが飛んできて恥をかくんじゃないかと危惧してしまう心理。
どうせ自分より詳しい人がいるんだから、自分のブログみたいな中途半端な知識じゃ需要なんかないよな・・・と思う気持ちは分かりますが・・・
ぶっちゃけ、んなこと気にしてたらキリがないやろ・・・
④何者かに脅されている
ブログを書いていると裏の世界の住人に狙われるというのは日常茶飯事。
これを書いている俺も今後ろ300mぐらいからレーザースコープで狙われている中執筆している。
だから、もしそんな裏の世界の人に「地味な記事を書け」「中途半端な記事を書け」などと要求されたらもう従うしか無い。
下手に断ったりしても命を狙われる心配はない。
しかし彼らはSEOの達人のため、いろんな細工をされた結果、
自分のブログがなぜか「風俗 格安」の検索ワードで1位表示させられてしまうことになる。
⑤そういうプラグインを使っている
もう、これはしょうがないです。
書いた記事を精査して、できるだけ謙虚に下手に卑屈に済ませる文面に変換するプラグインをワードプレスに入れている方。
もうここまできたら為す術はない。あなたの謙虚ロードを全力で歩んでいってほしい。
少し哀愁を感じるあなたの背中に感銘を受ける読者も、少なからずいるかもしれない。
我が道を行くのが一番
と、おふざけしながら述べてきましたけど、ブログを書く上でよくないのは
・他人のことを意識しすぎる
・自分なんて面白くないと卑下する
この2つだと思うわけですわよ。
どんなブログだって、心がけ1つでキラキラ輝く内容になるんだと思う。
それは取り繕ったり適当にお茶を濁したりせずに、本当に楽しんで書くことなんじゃないだろうか。
俺だってどんな小ネタ記事でも長文記事でも全力で楽しんで書いてます。
そりゃ確かにね、なんでも好きなこと書いていいよって言われると逆に何を書いていいか分からない。
何をどう書いたらいいのって。
ここらへんはENJI氏の「解決!ブログで何を書いたらいいかわからないという間違い。」というエントリを見れば全部すっきりまるっとお見通しになれると思う。
書きたいことを書きたいように記事に昇華してアウトプットする、これができるようになればブログを書くのがもっと楽しくなれるはず!
だってね、当たり前だけど、書きたくないことは書きたくないんだよね。
【関連記事】ブログを書くことに「義務感」を感じてない?
本当は書きたいことがあるのに、変な遠慮とかしちゃって、空気読んじゃって、
無難な無難な記事に落ち着いてしまう。そんなのってツマラナイヨ!
恋愛だってそうじゃないですか。
女性にとって一番印象に残らないのは「無難で普通な男」だそうですよ。
だから、たまには自分のことをさらけ出して、心の赴くままにブログを書くのもすごい大事だと思う。
書き手が見えないブログなんて面白く無いもの。
遠慮なんかいらへんのよ!
「自分のブログが一番面白い!」
ぐらいの気概もたまには大事なのよ!多分。
ま、わーわー言うとりますがワテもまだまだ修行の身。
ブロガー同士、お互い楽しんでいきましょうぞ!
【おしまい】
※ちょっぴり小野ほりでいさんにインスパイアされてます笑