「誰が言うか」ではなく「何を言うか」を大事にしていたい。

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いつも正しいことを言う人なんていない

ぼそぼそと思ってることを書き出したいなと思います。

 

世の中には、「何を言うか」よりも「誰が言うか」を重要視してる人って多いと思うんです。

あの人が言うから間違いない、あの人がああ言うから正しい、って。

僕ら人間は人を信じたい生き物だから、どうしても言ってる人の裏付けとか、ステータスに引っ張られてしまうんですよ。

 

でも、常に言ってることが100%正しい人なんていないから、いつでも盲目的に信じてしまうのはちょっと危険なんじゃないかって、思うんです。

いつもいつでも上手くいくなんて、保証はどこにもないけど。(そりゃそうじゃ)

 

人を信じることはいいことです。信頼できる人がいることはいいことです。

でもその人の言葉をそのまま額面通りに受け取っていても、僕らは成長しないし、ずっと「他人の言葉を当てにしないと生きていけない人間」になっちゃいそうじゃないですか。

 

大事なのは自分の頭で考えること

「あの人がああ言ってるからきっとそうだ!」って何の疑いもなく信じられる人って、

「もしかしたらその人は意図的に間違った情報を流して自分たちを騙そうとしている」という可能性を一切考えないんですよ。良くも悪くも純粋無垢なんだろうな。

 

なんでもかんでも他人の意見に流されちゃいけない。流されるだけの存在になっちゃいけない。俺たちはウンコじゃないんだから。

ちょっとは自分の頭で考えて、それが本当に正しいのか、妥当なのか、考えるクセをつけませんか。言葉は悪いけど目の前のものを「疑う」ことも、必要なんですよ、きっと。

 

 

突然ですが、あなたは、好きな歌手がいますか。

その歌手の、全ての歌が好きですか?アルバムに入ってる曲も、全部が全部好きですか?

自分はそうじゃないんですよね。自分はKREVAがすごい好きで、もう10年以上、KICK THE CAN CREWの時から聴いてますけど、それでも正直「これは微妙だな」ってのはやっぱりあります。韻が単調だなとか、ダブルミーニング意識しすぎてないかとか、前はアルバムの曲でももっとガチガチに踏んでたのにな、とか。

でも、盲目的になっちゃうともう聴ければなんでもいいんですよね。その人だから素敵、その人の曲は何でも素晴らしい、全部最高。

それでいいんですか。

 

ちょっと話はもこみちに逸れますけど、ニコニコ動画で「歌い手」と呼ばれる投稿者がいるんですよ。自分で歌を歌ってネットに上げてる人たち。
有名な人にはファンもたくさんいて、CDデビューなんかもしちゃう、ちょっとしたアーティストです。

で、ある時、とある歌い手さんが18歳に満たない未成年の女の子と淫行をしたんですね。言うまでもなく犯罪行為です。

当然世の中からバッシングを受けるわけなんですが、彼のファンたちは彼をかばいつづけたんです。

「人間だからそういうこともあるよね」「むしろ私も○○さんに抱かれたい」「なんで彼が捕まるの?愛し合ってたんでしょ?」

正直、狂気を感じました。

いくら若いファン層とは言え、やっていいことと悪いことの区別もつかない。いや、ついているのかもしれないけど、好きな相手なら悪いことすら美談に変えてしまう。これが、「信者」と呼ばれるゆえんなのかもしれません。

 

「誰が言ったか」よりも「何を言ったか」を大事に考えたい

確かに物事をどう受け止めるかは個人の感覚なので、当然いろんなバイアスがかかります。

その発言が正しいか正しくないか判断しづらい場合は、「どんな人がそれを言ったのか」が重要視されることもあるでしょう。
経験や実績に裏打ちされるということもたくさんあります。

 

それでも、自分は「何を言ったか」を大事にしたいなあと思います。できるだけ。

 

お偉い人でもトンチンカンなことを言うこともあれば、小さな子供の何気ない言葉が大勢の心を動かすこともあるんじゃないのかな、と。

盲目的にならないように、気をつけなければ、と改めて思いました。

 

だから皆さんにおかれましても、いくら私がブログで下ネタを書くことが多いからと言って、「今日もどうせ下ネタだろ」を安易に決めつけてほしくないのです。

私も真面目に書く時は書くんですよ。

おっぱい。